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入手したばかりの状態です。どうみても粗大ゴミですよね。これをわざわざフランスから送ってもらいました。
まず、製造されたであろう年式を古い雑誌の広告や記事などから探ります。フレームの工作や付属していた部品などからどうやらこのウルトゥは1936年ごろのものであろうと思われます。
余談ですが、今回の研究でHURTUというメーカーは自転車のメーカーとしては1895年から1960年代まで存在していたようです。特に驚いたのは1937年にはあのアレックスサンジェ夫妻がウルトゥのタンデムで競技に出場して優勝しています。その時の広告が古い雑誌には残っているんです。そしてサンジェの創業は1938年からなのですからなにか繋がりがありそうですよね。次回の渡仏時にはぜひエルネストに聞いてみようと思います。
フレームだけにしてみました。サビの間にオリジナルのロゴや線引きがなんとか残っています。こうしてみるとシートチューブが520mmに対してトップチューブが560mmと長めです。これではドロップハンドルは不自然です。それに良く見ると後にはキャリアのダボがありますし、フロントフォークには右側に大き目の台座が。。。どうもベル台座のようです。
レストア前のシクロ。希少な変速機も容赦なくサビサビです。
レストア後
レストア前のチェーンホィール周り。
レストア前
グリップはオリジナルのものを綺麗にして装着しています。ブレーキレバーはなんと店長が丸棒から鍛造で作りました。3時間も叩いていたのでごっつい店長の手のひらの皮も剥けてしまいました。タイヤドライブのベルも珍しいですね。
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